執事服の種類は意外に多い。それぞれの特徴について語るよ

めくるめく執事の世界を調査している内に、
私、実は気付いてしまったことがございます。

そう、執事服の種類について!!

執事の服は燕尾服が定番ですが、その燕尾服も勤め先によって微妙に形が違うのです。そのことに気付いてしまったからには、もう詳しく調査するしかありませんよね!

今回は執事のお洋服について!
勝手に語らせていただきます。

そもそも執事が着る服は、燕尾服が象徴のようなイメージでしたが、
決まった形がある訳ではありません。

19世紀の英国では、女性使用人は自分でメイド服を用意したそうですが、
男性使用人である執事は執事服をお屋敷から支給されたそうです。

つまりお屋敷の主人が、執事の服を自由に決めていたのです!

(というか、メイド服自前にもビックリしましたけど・笑)

それ故に、過去の執事の画像やイラストを見比べてみると、
同じデザインの服は全くありません!!
お屋敷の主人の好みが色濃く反映されています。

さらにそこから執事やフットマン等の役職によって服が変わったりもするので、

経験の浅い使用人は、上役の執事や家令の服に憧れを持っていたようです。

務めるお屋敷によって服のデザインが違ったという事は、
もしかして執事希望の男性の間で

「あそこの屋敷の服はカッコいいぞ」みたいな話とか、
していたのかしらと妄想広がります(ニヤリ)。

さて、そんな執事服ですが、やっぱりベースとなるスタイルはあります。
スーツの下にシャツとベスト、ズボン、ネクタイが基本のパターンです。
これは19世紀の英国執事はもちろん、現代の執事喫茶も同じです。

現代のお屋敷に勤めている執事と言えば、
やはり雇い主である主人の意向によって
燕尾服を着ている場合もあれば、普通のスーツの場合もあるようです。

どちらにしろ、使用人として主人より目立たず、
しかし人前に立っても恥ずかしくないような
仕立ての良いフォーマル服を採用している場合がほとんどです。

ご参考までにですが、
英国王室にお勤めする執事は、
王道の燕尾服ですよ!!

さて、ここからはさらに細かく、服の違いについて語っていきます。
燕尾服が…、デザインが…っていうけれど、

じゃあ具体的にどこがちがうの!?

と思いますよね。男性のフォーマルなんて、詳しい方のほうが少ないと思います。

ズバリ、一番わかりやすいのは胸元です。

胸元を飾るものが、ネクタイなのか、スカーフなのか、棒タイなのか。
ここで何を選択するのかによって、印象はかなり違ってきます。

わかりやすい例で言えば、
池袋の執事喫茶「スワロウテイル」のフットマンは、
胸もとにリボンを付けています。
それもかなり長めの紺のリボンです。
歩くたびにリボンがヒラヒラとはためくので、
訪れた人の視線を集めやすいですし、

柔らかくて優雅なイメージです。

彼らは給仕という仕事に加え、
訪れた人々に視覚的に満足してもらう役割も担っています。
恐らく見られることを考慮して、
このデザインが採用されているのではないでしょうか。

またオランダにある執事養成学校では、執事は全員ネクタイを締めています。
こちらは執事としての技能を身に着ける学校です。その為、

動き回っても邪魔にならず、
ベストの中にしまうことが出来るネクタイが採用されていると推測
できます。

他にも、燕尾服のしっぽの部分が丸くカットされているか、
燕のように鋭く二本に別れているか。
ベストに襟は付いているか、ポケットのデザインはどうなっているか、
袖口のボタンの数、布の素材…等々。

細かく観察してみると、実はかなりの種類があり、
むしろ全く同じデザインの執事服など存在しないのです!

そしてさらに役職によって、支給される服が変わります。

例えばドアマンや従者は外にいることが多いためコートが支給されますし、
家令等の役職が高い使用人は、ひと目でそうと分かるように
主人と同レベルのより良い質やデザインの服を着ていたそうです。

っと使用人の人数が多い家では、
たくさんの種類の執事服を見ることが出来たのでしょうね…!!
超羨ましい…。

ふっふっふ、実は同じようにたくさんの種類の執事服を、
現代でも楽しむことが可能です!

例えば先程の例に出した執事喫茶のスワロウテイルでは、
働くフットマンの中に役職が存在するので、
執事服の違いを観察することが出来ます。
フットマンの上の、執事と呼ばれるスタッフの服装も全然異なります。

私はまだ執事喫茶の常連…とまではいってないのですが
胸元のリボンの結び方が違うとか、小物にこだわりを持っているとか
フットマンごとにこだわりとかあるのかも知れないです。
(発見したら、またお知らせします!)

ぱっと見ただけではただの燕尾服ですが、
実はよくよく観察してみると、
面白いこだわりやセンスを感じることが出来るかもしれませんよ。
気になった方はぜひ、比較検証をしてみて下さいね!

あとは個人的な夢として、
女性執事の需要が高まりつつある現代ですから

いつかは女性用のオシャレな執事服が誕生するのではないか

と、思っているんですよね。
男性用をリメイクというよりは、やはり女性執事ならでは!という感じの
かっこいい&オシャレな女性執事服が登場したら
やっぱり購入しちゃうかも♪ですよね。

執事になるにはどうしたら良いか真面目に語るよ

黒い燕尾服。主人の為に働く姿。お屋敷を陰から支える存在。
そんな執事と言うお仕事に、密かに憧れを抱いちゃいますよね!?

英国の屋敷に勤める執事はもちろん、日本の執事喫茶で働く執事も素敵!!

今回は、そんな執事と言う仕事に就くにはどうしたら良いかを
超真面目に語ってみたいと思います。

まず、いわゆるお屋敷に勤める執事を目指す場合です。

本場イギリスの王室や、
昔ながらの伝統を守り続けている貴族のお屋敷に勤めたいと言うと、
それは非常に狭く、厳しい道のりになるでしょう。

しかし、可能性が全くないわけではありません!!

実は、英国王室は定期的に執事の募集を行っています!
勤務地はバッキンガム宮殿が基本だそうで、時には他の宮殿や、
王族ゆかりの地に出張もある様子。
職種はまず研究生執事として採用され、研修を経て正式採用になります。

外国人の応募はもちろん可能!
ですが、当然英語は必須です。
残念ながら過去に日本人が採用された例はないようですが、
初の英国王室日本人執事誕生!も夢ではありません。

そして、どこまでを執事とするかは人によって違うと思いますが、
現在は中東や中国の個人家庭で執事の需要が増えています。
こちらは個人の資産家が自宅の管理を含め、
執事に秘書的な役割を求めているケースが多いようです。
仕事内容は雇い先によりますが、やはり英語が話せるのが必須のようです。

では具体的にお屋敷に勤める執事になるためには、どんな経験が必要なのか…。

個人的にオススメしたいのは、

ホテルでの業務経験です。

レストランにおけるウエイターの仕事は、執事の給仕に近いものがあると思いませんか?またフロントスタッフやベルボーイは、お客様をよく見ていないとできない仕事です。
キャリアを積むうちに、細かい気配りや立ち振る舞いが身に付くことでしょう。

しかも、日本人のおもてなしの心や、
日本のホテルサービスは海外でもかなり高く評価されています。
国内のホテルで学んだ経験は、きっと強い武器になるはずです!

いやいや、もっと実践的に執事のことを勉強したいという人には、
オランダの執事養成学校に入学するという手があります。

この学校…名前の通り、プロの執事を育てるための専門学校なのです!!

そんな学校があるのかと、私も初めて聞いた時はかなり驚いたのですが、
調べてみるとかなり本格的で厳しいカリキュラムが組まれていました。

因みに過去の卒業生の中には日本人もいらっしゃるようで、
卒業後は英国王室や資産家の執事の他、ホテルや高級レストランなど就職先は数多です。

語学力に自信があり、「必ず将来は執事になる!」という強い決意がある方におすすめです。

さて次は、日本の執事喫茶に勤める場合です。

こちらは当然、執事喫茶の求人に応募して採用されれば働くことが出来ます。
しかし、ただの喫茶スタッフとは異なり、
あくまでも執事ですから、やはり狭き門と言えるでしょう。

特に池袋にある執事喫茶の老舗「スワロウテイル」は人気があるため倍率も高く、
採用されてからの研修でもかなり厳しく教育されるようです。

ではどんな人が採用されるのか!?

こちらは謎に包まれています。

ただ実際にスワロウテイルを利用した印象から推測すると、
丁寧で清潔感のある人が求められている気がします。

ホールで働く方々は、特別スタイルが良いとかイケメンと言うよりも、
穏やかで優しそうな雰囲気の方が多く、
誰と話しても非常ににこやかに対応して頂きました。
確かにイメージの中の執事って、穏やかで優しくて、忠実な感じがしますよね。

言葉遣いや立ち振る舞いは最初から身についているに越したことはありませんが、
きちんと教育を設けている店舗であれば、
採用されてからしっかりと教え込まれるはずです。
(むしろ採用されてからの方が厳しいという噂もちらほら耳にします…!)

採用への近道は、まず気になる店舗を利用してみて、どこが自分の雰囲気に合っているか、どんな執事になりたいかを事前にリサーチすることだと思います。

因みに「若い女の子が来るような場所だから、やっぱり若い方が良いのかな…。もう自分はそんなに若くないしな…」とお思いの方。案ずる事なかれ!!

執事喫茶の求人は10代、20代の若い男性のみではありません。
むしろ落ち着いた雰囲気の大人の男性を求める店舗は意外に多いのです。

実際に、定年後に執事喫茶に応募して採用され、
週に数日アルバイトをしている男性の話を耳にしたことがあります!!

なんちゃって執事喫茶ではなく、本格的な執事喫茶はイメージを大切にします。
おそらく19世紀の英国執事がそうであったように、
人生経験豊富な大人の男性が持つ安心感を、お店に取り入れたいのではないでしょうか。

つまり、人生でいろんな経験を積んで、酸いも甘いもかみ分けた、
大人の魅力あふれる熟練男性の方が、もしかしたら採用される可能性が高いかも!?
もし今、執事喫茶の求人に挑戦し残念ながら不採用になってしまったとしても、

経験を積んで再挑戦することも可能という事です。

さて、私としてはかなり真剣に執事になる方法を語ってしまいました。
参考になったでしょうか…。

意外と奥深い執事の世界。そして種類。
興味がある方はぜひチャレンジしてくださいね!

(実は私も、執事のいる大きなお屋敷に勤める野望を秘めているのです…。
メイドになって、毎日執事を眺めながらお掃除したり、
時には御用を言いつけられたリするのが夢なのです♪)

執事喫茶のバイトって実際どんなの?ネットで色々調べてみた!

執事喫茶に行ったことはありますか??

「常連だよ!」という方
「興味はあるけどまだ…」という方
「えっ、何それ?」という方

いろいろな方がいらっしゃるとは思いますが、あえて皆様に叫んでみようと思います

執事喫茶のアルバイトって、実際どうなの~~~~~~!?

気になりませんか!?
私は気になります!
とっても気になります!!

何となく華やかな印象はありますが、執事募集なんて求人は見た記憶もなく
詳しい内容や実態は、謎に包まれていますよね?

謎が多い程、興味は湧いてしまうもの。

今回は執事喫茶のバイトの実態について、ネットで調べてみました!!

某有名執事喫茶が、フットマンの求人を募集していましたので見てみます。

■仕事内容

  • 燕尾服を身にまとい、接客・給仕をして頂きます。
  • お客様1人1人と対面し、心から喜んでもらえるよう居心地の良さを演出して下さい。

■応募資格

  • 男性のみ

執事喫茶での執事のお仕事…と言うと、特別なイメージが湧きがちですが、
その内容は簡単に言ってしまうと飲食店の従業員です。

よって、アルバイトの仕事内容も、お客様を席へ案内して注文を取り、
食事や飲みもの等の提供が中心です。
立ち仕事ですので、華やかな印象の反面、体力勝負な部分もあるでしょう。

執事喫茶が普通の喫茶店と違うのは、店員は執事(フットマン)
お客様はお屋敷に帰って来たご主人様、と言うように、
コンセプトに基づいて営業されている点です。

よって「いらっしゃいませ=おかえりなさいませ」
「ありがとうございました=いってらっしゃいませ」
などの独特の挨拶やルールを守りながら、仕事をこなさなければなりません。

このコンセプトを理解出来ない人や、
執事になり切ってお客様を楽しませる自信がない人は、
執事喫茶での勤務は難しいでしょう。
逆に何かになり切るのが得意な役者タイプの方や、
人を楽しませるのが好きな方は、ぜひ挑戦してみて欲しいと思います!!

お客様も、お嬢様・旦那様になり切ってやってきます。
(たまに私の様になり切れずモジモジしている人もいます)
当然お客様も執事喫茶と言うコンセプトを求めてやって来るのですから、
普通の飲食店では聞かれないような質問をされることもあるでしょう。

そんな方々を相手に、執事になり切って対応するのは、
何より好きでないと出来ないお仕事だと思います。

さて、そんな執事喫茶の時給についてです。
こちらは店舗によりけりですが、研修期間中は1000円前後、
研修が終了するとそこからプラス100~200円昇給…というのが一般的です。
結構時給高いですよね。

条件は週に3日以上、特に土日は必須のところが多く、
飲食店の勤務経験や外国人のお客様も多いことから
日常英会話のスキルは歓迎されるようです。

たくさんシフトに貢献出来る、または何かしらのスキルがあれば
積極的にアピールすると、採用される確率がアップするかもしれません!

因みに、大手の執事喫茶だとアルバイトだけでなく、
正社員の募集もありました。

正社員であれば、職業の欄に「執事」って書いても良いのでは…と
ちょっと個人的に思ってしまいます。

採用も当然厳しくなることが予想されますが、執事喫茶についてより深く関わりたい方や執事喫茶の経営に興味がある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

また、執事喫茶の老舗「スワロウテイル」なら、ギフトショップや、パティスリーも運営しています。

swallowtail gift shop

スワロウテイルのギフトショップの写真です。
こちらでは、販売を行うのも執事のお仕事です。

なので、執事のほかに、シェフパティシエ、運転手、紅茶などを管理する家事係を募集している店舗もあります。
自分が執事になるのはちょっと恥ずかしいけれど、執事のいる空間で働きたいという方には、自分の特技も生かしつつ働ける、まさにぴったりなお仕事かもしれません。

最後に、女性の皆さまへ。

執事喫茶のホールは、執事ですから男性であることが採用の大前提!
どんなに執事が好きでも、執事になりたいと思っていても、
性別の壁を超えることは容易ではありません。男装はきっとすぐばれます。

私もそんな壁に泣いている人の一人です。

しかし、執事喫茶で働きたい!…というなら実現は可能です!!

というのも、お客様から見えるホールの仕事は男性のみですが、
本物の執事のいるお屋敷にメイドがいるように、
裏方の仕事は性別問わずの場合が多いのです。

例えばスワロウテイルは、洗い場や事務の仕事も募集しています。
そしてその募集要項には女性OKとしっかり記載されていました!!

もちろんバイトとはいえお仕事なので、
執事に見とれて自分の仕事がおろそかになってはいけませんが、
同じ空間で働く執事を見放題です。
執事と友達になることだってできるのです!

さらに、執事喫茶のバイト募集で女性OKなマニアック役職だと、

40歳以上の女性限定のばあや募集

なんていう求人を出している店舗も発見しました!

ここまで来ると本気で募集しているのか、
ネタで掲載しているだけなのか分かりませんが、
一応メールフォームは機能していました…!!
(私は危うく応募ボタン押す所でした。年齢が40歳にはまだまだ?遠いのですよ…)

執事好きな女子の方々、ぜひ検討してみては如何でしょう!?

(そして採用された際、ぜひこのブログへご報告を!執事との飲み会をぜひ開催してください。いつでも、どこでも、何時でも行きます!よろしくお願いします)

一度は行ってみたいよね♪イケメンカフェ

私は執事が大好きです。
もちろん、チャンスがあれば執事を堪能したいです。
でも時々、思うのです。

本物の執事じゃなくても構わない!
働くイケメン(執事風)が見たい!!

執事は大好きだけど、時にはちょっと違う味見もしたいよね。
イケメンに絶対出会えるカフェを3つご紹介します。

素敵な男性を眺めて目の保養を行いたい方、接客してもらって癒されたい方も

必見ですよ!!

やっぱり外せない。言わずと知れた執事喫茶の代表格、スワロウテイル

スワロウテイルはもう間違いなく、素敵な男性スタッフがたくさん在籍しています。

男性スタッフの人数が多いという事は、
いろいろなタイプのイケメンが働いているということ!!

そう!あのカフェの●●クンったら素敵よね…というピンポイント狙いではなく、
爽やかスポーツマン系、知的眼鏡系、ちょっと幼い弟系、スーツが似合う正統派…。
そう、よりどりみどり!きっと貴方のお好みのタイプが見つかります!!

何よりみなさんとても良く教育されていて、
接客はもちろんのこと、穏やかで優しい方ばかりでした(実体験済み)。
まだ行かれたことが無い方は、今すぐ予約することをオススメします!!

次におススメのイケメンカフェは、バトラーズカフェ!!

渋谷にあるこちらのお店、特徴は何といっても外国人執事喫茶なのです!!
金髪・碧眼の執事…。もうそれだけで虜です。
もちろん、いろんな国の人がいるので、欧米風からインド風?なんて
いろんな国の執事を楽しむことができます。

しかも!ここの執事は私を(お客様を)プリンセスとして扱ってくれます。
もうこのコンセプトだけで、お腹いっぱい夢いっぱい…!!

気になるのは言葉の壁…。
執事はみなさん外国人なので、
執事の皆さんとのコミュニケーションは英語が中心になります。
注意事項やメニューは日本語で表記されていますが、
普通に英語で話しかけられます。いや~ん、ハードル高い…。

しかし執事の方々は日本に住んでいるので、
簡単な日本語でのコミュニケーションは可能です。
また聞き取りやすいように、分かりやすく発音してくれます。
何より楽しませようとしてくれるので、
言葉が分からなくても充分満足出来ることは保証します。

…というか、全員イケメンで素敵なので、
言葉なんか通じなくても問題ありませんとも!!

その姿を眺めているだけで、幸せな気分になれます。

オプションで姫抱っこしてもらえます

(1枚1000円です。お値段は執事の数でアップします)

最後にオススメするイケメンカフェは、新宿のギャルソンカフェです!!

こちらはフランスのお給仕してくれる男性をコンセプトにしたカフェです。
以前は原宿にあったのですが、新宿に移転しています。

執事とはちょっと違いますが、フランスのカフェもオシャレで素敵ですよね。

そして何より注目する点はですね!!こちらのギャルソンカフェで働いている店員さんは、俳優やモデル、ダンサーの卵です!!
中には、お笑い芸人やバーテンダーなどを目指している方もいらっしゃるようですが。

でも、働くスタッフは見た目重視ってことですね!
それは、カッコいいわけですよね!!

未来の有名人たちとお話するチャンスですよ。
中には既にちょこちょことメディアで活躍している方もいらっしゃるので、
運が良ければ裏話なんかも聞けちゃうかもしれないです!!

お店の雰囲気もとってもオシャレで、
さらにイケメンな店員さんに接客してもらえるなんて、夢のよう…。
私は知っている。

白いシャツに黒いベスト、腰に巻いたギャルソンエプロンの魅力を。

執事がかっちりと隙のない雰囲気なら、こちらはちょっとカジュアル。
また違った魅力を堪能することができますよね。

因みに日本のゲームやアニメが好きなフランスのお国柄のためか
ゲームやアニメのイベントも定期的に開催しています。
それらが好きな方は、イベント情報必見です!!

私が実際に足を運んだ場所だけのご紹介なのですが、
気になるカフェは有りましたか??

本当はコンセプトカフェを離れ、近所のイケメンまで…とか思いましたが
それは私だけのお楽しみ…じゃなくて、個人情報とか、事情で辞めちゃうとか
いろんな理由があるかなぁと思って、誰もがいつでも行けるお店だけ厳選してみました。

でも、これも東京のほんの一握りのコンセプトカフェです。
大阪とか、福岡とか、名古屋とか、全国にはいっぱいあるはずです。

もし、イケメンが働くカフェを見つけたら、
ぜひご一報下さいませ!!(切実)

次のお休みには、そちら方面へ旅行に行こうと思います!

執事には決められた髪型がある!?

突然ですが、執事って髪型に決まりはあるのでしょうか。

写真で見かける執事は皆さんきっちりと髪をまとめていますが
全員同じ髪型、というわけではないような気がします。

制服となる燕尾服を始め、業務で使用する備品に至るまで
お屋敷から支給されることが多い執事の世界。

身だしなみに関しては何かと規則が厳しいイメージがあるのですが、
ひょっとすると、髪型も細かく指定があるのかもしれません。

そこで今回は、執事の髪型について!!

…をテーマに調べて参りましたので、ご報告致します

まず執事のお仕事は、バトラーとも呼ばれ
食事の給仕や酒類の管理が主な仕事です。

お屋敷によって仕事内容に若干の違いや、
現代の執事だと秘書の役割も含んでいたりしますが、
それでも執事は主人の食事の場に立ち会うことは必須です。

よって、髪型もしっかりとまとめる必要があります。

イメージ的には飲食店の店員を思い浮かべてもらえれば
分かりやすいのではないでしょうか。

前髪は目にかからないように。
襟足やもみあげは短く切りそろえる。
女性であれば、束ねられる長さの髪はまとめる。

目の前の主人やお客様に、気持ちよく食事を召し上がってもらえるよう
清潔で表情がはっきりと分かるような髪型が望ましいと思います。

因みに、海外にある多くの執事養成学校では、
入学の応募条件に、男性は短髪、女性はまとめることを掲げています。

画像を見てみても、全員短くまとめられ清潔感ある髪型でした。

ボッサボサの髪型で門を叩いたら、
きっともの凄く怒られるんだろうなぁ…。

結論を言うと、執事の髪型はこれ!!と言うような典型はありません。

けれど清潔感のある髪型が大原則です!!

因みに髪色は、そこまで厳しくないようです。外国の方だと、地毛の色が黒とは限りませんから。

もちろん奇抜な染色カラーは論外ですよ!!

しかしながら、規則の厳しいお屋敷だと髪型の細かい指定はあったみたいです…。

髪の長さ、おでこは出す、ワックスの分量等々、
執事たちはお屋敷のルールに従って、
毎朝懸命に髪を整えていたのでしょう。

…と、ここまでは現実の執事についてのお話です。

清潔感あってこその執事なので、
髪型は大切ですが…!

二次元であれば、お話は別です!!

長髪もトリッキーな髪型も、似合っていれば何でもあり。
個人的には長い髪を、後ろで一本に束ねた髪型が好きです。

だって二次元は、どんなに動いても髪抜けないし
不衛生とは無縁の世界ですから、
華やかな架空の執事たちには、
とことん美しさを追求したいですよね!!

執事の髪型についてお話しましたが、
如何だったでしょうか。

執事はお屋敷の顔ですから、
第一印象の良い、清潔感のある髪型をしていて欲しいですよね。

因みに、海外の方でスキンヘッドの執事を
見かけたことがあるのですが
これはこれで迫力があって、素敵でした…!!

綺麗に整えられていることはもちろんですが、
その上でそれぞれ似合う髪型をセットしていると
また一つ、執事の魅力の虜になってしまいそうです

実はたくさんある執事の役職と階級

執事を含め、英国のお屋敷に勤めていたという使用人たち。
大きなお屋敷では、その仕事内容は細分化され、
実はさまざまな階級役職がありました。

現在は「執事=男性使用人」のイメージが強いですが、
この使用人の中の役職を詳しく知っていくと、とても面白いですよ!!
いろいろな妄想が膨らむこと間違いナシ!!

今回は男性使用人の役職について、詳しくお話しようと思います。

実は、執事がお屋敷のトップのようなイメージの方が多いと思いますが
使用人のトップは家令と言います。
何だかもう、家令という単語が既にカッコいいですよね…!!
この役職はハウススチュワードとも呼ばれ、お屋敷の中の使用人の管理を行います。
また、使用人の採用などの人事、経費や帳簿の管理なども行ったそうです。
家令は特に大きなお屋敷にしかいなかったと言われ、経験豊富な男性が就いたそうです。

続いて、グルーム・オブ・チェンバーズです。
ちょっと聞きなれない言葉ですよね。
この役職は来客の対応と、玄関や応接間などの美化に勤めます。
主人を訪ねて来た客人を案内し、客人が利用する備品の管理・補充などが主な仕事です。
すごい…!お客様の為の役職があるなんで…!!
さすが貴族、きっと一日に様々な方が訪ねて来たんだろうな、と想像してしまいました!

さあ、お待たせいたしました!!
ここで執事の登場です。彼等はバトラーとも呼ばれます。
執事はこの後に紹介する、フットマンの上役にあたります。
フットマンたちは経験を積んで、ゆくゆくは執事になるのです。
よって執事はフットマンを従え、酒類・銀食器の管理や、食卓の給仕を行います。
家令のいない家だと、執事が家令を兼任することもあったそうです。

フットマンの上役という位置なので、
執事の役職に就く人は優秀だったんだろうなぁ、と思いながら調べていると、
面白いエピソードを発見してしまいました!

お酒を管理している執事が、ワインの品質を確かめるため味見をしたところ、
そのまま全部飲み切って酔っ払い、後で主人から厳しいお叱りを受けたとか…。
完璧なイメージが強いだけに、執事の失敗エピソードがあるなんて、
不謹慎ながら大喜びしてしまいました♪

さて、次はフットマンです。
いわゆる執事の卵で、仕事は客人の対応や主人の外出の付き添い、そして食卓での給仕です。
また時間があると、常に銀食器を磨いているようです。
銀食器を磨く際に使用するのは、「ルージュ」と呼ばれる酸化鉄の粉末です。
これを指に付けて磨くため、慣れるまでは水ぶくれとの戦いだそうです。
新人フットマンの手は柔らかく水ぶくれがある手、
ベテランフットマンや執事の手は硬い手だったと言われています。
もしや執事が白い手袋を常にしているのは、
この手を隠すためなのでは!?
因みに、大きなお屋敷だと、第一フットマン、下級フットマンなど、
フットマンの中にさらに階級があり、仕事ぶりで昇進するそうです。

次は、従者です。こちらはヴァレットとも呼ばれ、男性主人の個人付使用人です。
主人の身の回りのお世話はもちろん、外出時の付き添い、旅行にも同行しました。
主人の荷物の管理も彼らが行った為、オシャレで衣装をたくさん持っている主人だとかなり大変だったようです。
たくさんのスーツケースを運ぶ従者…何だか、想像できますね…。

さて、私が最後は個人的に執事の次に好きな役職、ホールボーイです。
実は、使用人としてのキャリアはここから始まるのです!!
ホールボーイは、10歳程の若い少年がなる使用人見習いで、
力仕事などの雑用を行っていました。
(決して私はショタではありませんよ。念のため!)
ただ一番やんちゃな時期の男の子です。
年齢によっては学校に通わせながらお仕事をします。
けれどまだ幼さの残る少年が、一生懸命働いている姿は微笑ましいですよね。
ここで修業を積んで、彼等もやがてフットマン、執事へと昇進して行くのです。

また、男性使用人がいない小さなお屋敷の場合は、
女性のメイドがこれらの仕事を一手に引き受けてています。

因みに余談ですが、現在は男性の方が多いお料理を作るシェフは、
この時代ではキッチンメイドと呼ばれる女性使用人が担当していたことが多いようです。

それぞれ役職を紹介しましたが、使用人の配置に決まりはありません。
お屋敷の全てのルールは、主人によって変わります!!
どのくらい使用人を雇っていたか。
どの役職が置かれていたか。
こんな大きなお屋敷なのに、家令がおらず執事しかいない…なんて知ると
実はこの屋敷の主人ったら、めっちゃワンマンの強欲親父では?とか
そこから屋敷の経済状況や主人の人柄が想像できるので面白いですよね

執事養成学校について

本物の執事になりたい!!

…と、真剣にお考えのあなた!
朗報です。
プロの執事を育てるための、執事専門学校なるものが存在します。

ええええぇぇそんなものが!?
私も初めて目にした時は驚きのあまり叫んでしまいました。
興味深い反面、どことなく漂う怪しい香り…。

まるで自分がこれから入学するかのように
しっかりと調べてみましたので、興味のある方必見です!

さて、そもそも執事専門学校とは、どこにあるのか?
実は、日本ではありません。
正式名称を「国際執事アカデミー(The International Butler Academy)」といい、
オランダの古城が改築されて校舎になっています。素敵!!

このオランダの学校が最高峰ですが、
執事の専門学校自体はアメリカやイギリスにも存在しており、
他にも支部や、定期的な研修が行われる国もあるそうです。
今のところ日本に学校はありません…が、ご安心ください。

オランダの国際執事アカデミー、日本人の入学も可能です!!
過去に日本人も在籍しており、卒業・就職を果たしております。

しかもですね!!!!

女性も入学できます!!

現代では、女性主人の傍で身の回りの世話を出来る、女性執事の需要も高まっているそうです。実際に国際執事アカデミーに入学する生徒の25%が女性とのこと。

執事は男性の仕事…と諦める時代は終わりました。
学内では燕尾服を着こなした女性執事(先生)が、背筋を伸ばして微笑んでいますよ!

では実際の授業内容はどうなっているのでしょうか。

オランダの国際執事アカデミーの場合ですが、
まず校舎は、14世紀の本物の古城です。
(学校の中になぜか教会があるので、結婚式が行われたりもします)
ここで執事になる教育を、8週間に渡って学びます。
約2カ月の期間、パッと聞くだけではなんだか短い?という印象ですが、
在学期間中は学校から徒歩15分の場所にある寮で生活し、
起床から就寝までのタイムスケジュールも決まっています。
となると、2カ月みっちりな感じなので、授業を受ける身としては長いのでしょう。

そして執事になるためのカリキュラムですが、こちらもとっても面白い!!
まず基本的な身だしなみや執事としての礼儀とたしなみを学び、
ステップアップして給仕方法やリネン類の管理、
そしてなんとお裁縫やペットのお世話まで授業内容に含まれています!!
あれ?執事ったら花嫁修業のような…。
いやいや、執事は何事も完璧にできなくてはいけないのです。

これらの授業を終えて卒業すると、実は就職先は引く手数多。
卒業生はプロの執事として英国王室や資産家はもちろん、
高級ホテルや高級レストランに就職しています。

さて、それでは実際に入学するためには、何か必要でしょうか。

ズバリ、まずは英語です!!

授業は当然、全て英語で行われます。
まずは最低でも、授業について行けるだけの語学力を身に着けましょう。
焦ることはありません。

国際執事アカデミーの入学条件に年齢制限はありません。

最年少は18歳、最年長はなんと68歳だそうです。
せっかく異国の地で憧れの執事になるべく授業を受けるのです。
一言一句聞き逃さないくらいの語学力とやる気を持って、授業に臨みましょう!!

そして次に気になるのは、やはり学費の問題。

全寮制で8週間の学費は、なんと日本円で、約180万円です。
ひゃくはちじゅ…!えーと、ええーと、もちろん計算しましたとも!
8週間は56日。全くお休みが無いと計算して、1日約3万3000円ですよ。
あれ、お安い・・・・・・・・・・嘘です。
あまりの高額にしばらく頭がショートしましたが、

一流の執事を目指すなら、高くはないという金額なのかもしれません。

またこの金額の中には、学校オリジナルのオーダーメイドの燕尾服、白手袋、懐中時計、エプロン、傘、ボトルオープナー、野球帽など、学校生活で必要な用具一式や、宿泊料と食費なども含まれています。
(執事に燕尾服と手袋、懐中時計などは分かるけど、野球帽も必須?…なのですね。)

あと、食事はミシュランの星を獲得したシェフが1日3食、お休みの日も作ってくれるので、それを食べれます。温かいおやつに冷たいおやつ、果物や夜食にピザなども用意されているそうです。
この学費を納めれば、取りあえず在学中の出費は心配なさそうです。

さらに、空港や駅からの送迎交通費や、オランダへのエコノミークラスの往復料金は、最高半額まで負担してくれる…というか、学費の中に含まれています。

しかも、どうしようかな…なんて悩んでいる場合、昼食や夕食に同席して半日ほどの体験入学をすることもできます。

さて、執事を育てる執事専門学校、入る気になりました?
決して容易ではありませんが、現代の執事を目指すのならば一番の近道かもしれません。

何よりこちらの国際執事アカデミーの執事服がかっこ良くてですね…!!

もう色々と写真を見ながら身もだえてしまいました!!
因みに、女性も同じ服を着られますよ。
女性執事、需要が高まっているそうなので、今がチャンスですよ!

執事の歴史やお仕事について

突然ですが、「執事」は好きですか!?

私は大好きです!

大きなお屋敷に勤める使用人、仕立ての良さそうな黒い燕尾服を着た男の人、
テレビやインターネットで目にする執事喫茶で働く人…。
人によって抱くイメージは様々だと思います。

その一方で、そもそも執事って一体何者なのか、
具体的にどんな仕事をしていたのか、現代も存在する職業なのか…。
何となくぼんやりとしたイメージは湧くものの、
本質的な部分は謎に包まれていると言っても過言ではありません。

今回は本場イギリスで活躍してきた執事の歴史とその仕事内容について
いろいろと文献を読み漁って参りました!!
ここでぜひ、ご披露したいと思います。

執事とは、ざっくり言ってしまうと屋敷などで働く男性の使用人です。
その中の「バトラー」を呼ばれる人が、いわゆる執事と言われる職業にあたります。
イメージ的には「貴族の大きなお屋敷で働く、その中でもちょっと偉い男の人」ですね。

執事を含めた男性使用人が多く雇われ、活躍したのは19世紀のイギリスです。
もちろん19世紀以前からも貴族が使用人を雇う文化はありましたが、
より現代のイメージに近く、屋敷での仕事が細分化され、
執事と呼ばれる役職が生まれたのはこの時代です。

大きなお屋敷を守る使用人たちに、
屋敷を取り仕切りながら主人を陰で支える忠実な執事…。
そんな英国の使用人文化に魅せられた現代人は、きっと私だけではないはず…!!

しかも、比較的低賃金で雇うことが出来た女性従業員(メイド)に対し、
執事は貴族の中でもさらに限られた資産のある家しか雇うことが出来なかったそうです。
つまり、執事がいるということが、その家のステータスなのです!

それ故に使用人の仕事内容や階級は、勤める屋敷によって様々です。

男女問わず使用人を多く雇い入れている大きなお屋敷だと、
仕事内容や役職が細かく分けられていました。
一方で使用人が少ないお屋敷では、一人一人が手広く仕事をこなします。

それでは19世紀の執事たちはどのような仕事をしていたのでしょうか?

執事は英語でバトラーと言います。
いくつかの階級がある男性使用人の中で最上級の職種であり、
ワインをはじめとする酒類の管理、銀食器の管理、
食事や晩さん会の給仕などを担当します。

ちなみに、男性の使用人の階級はハウス・スチュワード(家令)が最上級で、
その下がバトラーです。
バトラーに下に、フットマンや従者と呼ばれる人たちがいます。

当時お酒や銀は貴重なものだった為、それらを一手に管理・手入れをし、
主人に提供するのが執事の主な仕事でした。
優秀な執事は、帳簿や伝票の整理、屋敷の使用人の人事なども担当していたようです。

実はお客様の客の対応や主人のお世話、外出の付き添いなどは、
実はフットマン従者と呼ばれる男性使用人が行う場合が多かったようです。
でも小さなお屋敷だと、すべてを執事が一人で行ったり、区分けが曖昧になります。

そして時代が変わった現在も、執事という仕事は存在します!!

但し、執事の雇用は大きく2種類に分けられます。
まず一つは、資産家などの大きな屋敷に勤める執事です。
19世紀のままというわけではありませんが、現代でもイギリス王室や資産家が雇用しています。家の中の管理に加え、雇用主の秘書的な役割も求められるようです。

しかも執事が発祥したイギリスばかりでなく、国外の需要も増えており、プロの執事を育てる執事養成学校も存在するんですよ!

もう一つは執事喫茶で執事として働くことです。
現代のニーズに沿った形で、古き良き英国の雰囲気を味わってもらう仕事であり、あくまでも執事をコンセプトにした喫茶なので、来店したお客様をお屋敷に帰って来た主人やお嬢様という設定でもてなしてくれます。

訪れる執事喫茶店によって細かいコンセプトの違いはありますが、
上品で優雅なひと時を堪能出来ることでしょう。
何よりですね!働いている執事の皆さんがとてもとても!素敵なので!!気になる方はぜひぜひ、チェックしてみて下さい!!(大興奮)

19世紀の執事は、屋敷や主人である貴族を陰から支える存在です。
現在こそサブカルチャーの陰響を受けて注目を浴びていますが、
実際の19世紀の執事たちはほとんど表の舞台に姿を現しません。
しかしながら、黒い服に身を包み、主人に仕えて大きなお屋敷で働くイメージは、
どこか華やかで魅力的ですよね!

主人を陰で支える、英国の使用人としての伝統的な正統派執事…。
お客様を楽しませてくれる、現代の執事喫茶で働く身近な執事…。

皆さんはどちらがお好きですか?
私?私は…どちらも大好きなので選べません!!

執事喫茶スワロウテイルの感想をレポするよ

執事好きであるならば、執事喫茶「スワロウテイル」という名前を、

一度は耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。

興味はあるけれど踏み出せない。情報が少なすぎてイメージがわかない。

っていうか、なんかドキドキしすぎて行くのが怖い。

とても良く分かります、その気持ち!!

…私もそうでした。

どんなふうに過ごせばいいのか。何を話して何を頼めばいいのか。

そんなものは好きにすれば良いと頭ではわかってはいるものの、

もし大好きな執事に笑われたり、変だと思われてしまったら…。

想像するだけで怖くなります。もう不安でいっぱいです。

簡単に情報や画像が手に入る現代で、

ここまで徹底して執事喫茶の中の情報が少ないというのは

逆に敷居が高くなりますよね。

いやむしろ、それどころか怪しい!…とすら、小心者の私は思っていました。

そこで、執事喫茶マニアの友人に連れられるまま、

何も分からず来店した私が、当時の様子や感想をご報告しようと思います!

執事喫茶スワロウテイルは、池袋の東口から徒歩15分程の位置にあります。

大通りをまっすぐ進むので、人通りは多いですが比較的わかりやすい場所です。

※池袋の乙女ロードと呼ばれている通りです!

お店は予約制です。

当日飽きがあれば予約なしでも入れるようですが、ほぼ期待出来ません。

その日一日の予約情報は入り口に掲示されています。

私は池袋に行くたび、今ではほぼ必ずチェックしていますが(気持ち悪いと言わないで)、

予約なしの表示を見た事がありません。

執事喫茶「スワロウテイル」のご来館予約情報

ある日の予約情報です。

ご覧頂けますでしょうか、この見事な満席の表示が!

コンセプトカフェはピーク時と比較して下火と言われている中、圧巻の満席。

恐るべしスワロウテイル…。

因みに連れて行ってくれた友人曰く、オープン時間の前後に行くと空席表示があるとか、

いろいろと予約なしで入る裏技はあるようです。

がっ!初めて来店するなら予約をしましょう。

彼女は玄人です。初心者は基本を守って、ホームページの予約欄を参照して下さい。

さて。

私が右も左も分からず初めて来店したのは、寒い時期でした。

入り口の扉を開けるとロングコートを着たドアマンがいるので、

予約の有無を伝えると、確認して奥の執事に引き継いでくれます。

おお、本格的…!ちゃんとお仕事の内容が分かれているんだ!

感動してギクシャク動く私の横で、優雅にコートを脱ぐ友人。

その堂々たるお嬢様っぷりに、自分の立場が良く分からなくなりました。

(友人の普段の姿を知っているだけに、そのギャップに超ビックリ)

そして扉を開けてもらった瞬間、英国のお屋敷にありそうな、

豪華で少し薄暗い廊下が奥へと伸びています。

さっきまで池袋の人混みを歩いていたのは何だったのでしょうか。

まるでテレポートでもした気分です。

ここでますます、自分の立場が分からなくなります。

友人のようにこのタイミングでスイッチを切り替えないと、

この後退店までフワフワします。

楽しみたいのならなり切りましょう。お嬢様に!!

予約の確認が取れると、執事と今回テーブルを担当してくれるフットマンが迎えに来て、

コートや荷物を預かってくれます。

店内での写真撮影は一切禁止で、携帯もカメラも、

ここで荷物ごと預けるように言われます。

画像が少ないのは、こういう訳だったんですね…徹底しています。

その後二人が、さらに奥の喫茶スペースに案内してくれます。

さあ少し脱線してしまいましたが、ここでやっと執事の登場です!

私の案内をして下さった執事は、上品な初老の男性でした。

執事が対応してくれたのは、入店したこの時と、最後に出発する時のみで、

メインの注文や給仕はフットマンと呼ばれる若い男性が担当してくれました。

どうやらやはり、執事はフットマンたちの司令塔という立ち位置のようです。

なんだ…執事と触れ合えるのはほんの少しの時間なのか…と、ガッカリしないで下さい。

店内で最も関わる機会が多いフットマンは、いわば執事の卵ですよ。

フットマンを経て、執事になるのですから!

そしてフットマンの皆さん、本当にカッコいいです!!

お揃いの燕尾服を翻し、豪華な店内を颯爽と歩き回る姿は優雅です。

お皿が空くとすぐに下げてくれて、カップの紅茶が減るとすかさず注ぎ足してくれます。

サービスマナーや気遣いは徹底して教育されていることが伺えました。

何より、給仕に来た際に「今日は素敵なドレスを購入されたそうですね」とか、

「お嬢様は乗馬がお得意でしたよね」とか、

さり気なくそれっぽいことを言ってくれるので、気恥ずかしくも面白くて和みます。

私はなかなかお嬢様になり切れず笑ってやり過ごしてしまったのですが、

ここで我が友人の様に「そうなんです!」と切り返せると、さらに話題が盛り上がります。

とにかく店内では、お嬢様(男性はお坊ちゃまか旦那様)になり切ることが大切です!

何も一人ではやらせてくれません。

ただ座って、食べて、自分の時間を過ごすだけで良いのです。

フットマンの皆さん忙しそうだな…と気を遣い、

自分で紅茶のお代わりを注ごうものなら怒られます。

私は例にもれず自分でしてしまったので

「お嬢様、我々の仕事を取らないで下さい」とやんわり怒られてしまいました。

(友人は大爆笑&大喜びで、いまだにネタにされてます)

気遣いは無用です。

用がある時は遠慮せずに呼びましょう。

だってお嬢様なのですから!!

店内の雰囲気はアンティークな家具やシャンデリアがあり、

まさに執事が良そうなお屋敷のイメージそのものです。

中央はテーブル席、壁際はカーテンで仕切られた1~2名用の席です。

私が来店した際は1人で来ている方も多く、中に男性の姿もありました。

最初は緊張しますが、フットマンの皆さんが声を掛けて下さり、

たくさんあるメニューで悩んでいると相談に乗ってくれます。

何より店内を眺めているだけで面白いので、

一人で来店しても充分に楽しめると思います。

お値段的には、若干高めです。

紅茶とケーキで2000円以上、食事やアフタヌーンティーだと5000円前後はかかります。

街中の喫茶店という値段設定ではありませんが、

まぁ仕方がありません。だって執事に会えるのですから。

何もわからず不安を抱えながら来店した私ですが、

慣れた友人と一緒ということもあり、とても楽しむことが出来ました。

しかし、一人でも大丈夫!

周りには一人で来ているお客さんが多かったですし、

むしろ初めて来てくれた一人客は喜ばれそうな印象を受けました。

一つアドバイスさせて頂くと、

注文するメニューはある程度決めて行った方がいいと思います。

なぜなら、執事喫茶は時間制限あり!

特に紅茶はかなり多くの種類があり、

店内で一つひとつ読んでいると時間が無くなる可能性が高いです。

ホームページで紹介されているので、事前にある程度把握しておくとスムーズでしょう。

執事喫茶の雰囲気や、フットマンの方々に慣れてきたら

「これとこれ、どっちがおススメですか?」と、会話を楽しむのも良いかもしれません。

何回も通うと、最初はお嬢様呼びだったのが

「○○お嬢様」なんて、名前呼びしてくれたりもします。

もし今、「興味はあるけど…」と迷っている方がいれば、

ぜひ思い切って予約してみて下さい。

豪華なお屋敷の中で、非日常的なひと時を味わうことが出来ますよ!! 

東京の執事喫茶を勝手にランキングしてみた

執事に会いたい!!

お世話をしてもらいたい!!

その優雅なお姿を拝見したい!!

そんな方々におススメしたい執事喫茶ですが、
最近ではさまざまなコンセプトの執事喫茶があり、
正直どこが一番良いのかわかりませんよね。

そこで今回は、東京都内の執事喫茶を

私の独断と偏見で、勝手にランキングしてみました!

それでは、早速!
しかももったいぶって、第3位から発表して行きますよ!!

第3位 地下宮殿~Bulter Cafe and Dining~

こちらは、池袋の地下にあるお店です。
地下宮殿ですよ!地下宮殿!
(大事なことなので2回言いました)

もう店名から、執事というコンセプトに加えて、
世界観の作りこみや設定にこだわりを感じさせます。

ここの執事のみなさん、本当の姿は実は猫!?
彼らが人間世界にやって来た理由は…!?

ちょっと待った~!
執事なのに、本性は猫?
執事は主に忠実なんだから、犬じゃないのか!?
という私の突っ込みはさておき、
サイトのプロローグにはとっても可愛いストーリーが紹介されているので、
ぜひぜひ、チェックしてみて下さい!!

もう、このストーリーを読んだだけでキュンとして、
お店に行ってみたくなっちゃうこと間違いなしです

そして、お料理や飲み物も本格的です。

専属の一流シェフがいらっしゃって、メニューを監修しています!
お値段は他の執事喫茶に比べると、リーズナブルな感じがします。
デザートと紅茶を頼んで、2000円ぐらい。
ディナーコースだと5940円だそうです。
ディナーの方がお得感がありますし、
本格的なお食事が楽しめるのも、魅力の一つですよ。

素敵な執事を眺めながら、美味しい食事を食べる。
もう最高と言わざるを得ないですね!!

2位 バトラーズカフェ

こちらは渋谷にある、外国人執事喫茶です!
そう、執事はみ~んな外国人!!

海外の執事が、お客様をプリンセスとして扱ってくれます。

用事があってベルを鳴らすと、執事全員が
「Oh My Princess」と言ってくれます!

(居酒屋で注文すると、みんなでありがとうございま~すと言ってくれるアレですね)

なんて素晴らしいコンセプト!
開業して下さった方、ありがとうございます!!

店内は明るくゴージャスで、お城の一室というイメージです。
そんな空間で、異国の素敵な執事がお給仕している光景は、
まさに絵本や童話の世界に迷い込んだお姫様の気分になりますよ。

ちなみに、

執事の皆さんとのコミュニケーションは英語です。

しかし心配しないで下さい!!
英語が出来なくても、執事の皆さんは気さくに話しかけてくれます。
とても陽気でおもてなしの上手な方が多いので、
言葉なんて分からなくても、きっと満足出来ますよ!!

1位 スワロウテイル

執事喫茶のナンバーワンは、やはり不動ですね。
執事喫茶としてかなりの老舗であり、有名ですのでご存知の方も多いはず。

接客や店員さんのレベルはもちろん、提供される飲食物の味と見た目、
店内の家具や食器、雰囲気などなど…

もう全てが完璧です。(キッパリ)

入った瞬間に「ここはどこだったっけ?」と誰もが思うことでしょう!
一瞬で、池袋から19世紀英国のお屋敷に、瞬間移動出来ますよ。
2006年にオープンして以来、いまだに衰えない人気の理由がよくわかります。

本格的な執事のもてなしと英国文化を堪能したい方には、
おススメして止まない第一位です!!

さて、1位までを一気にご紹介致しましたが、
けっ、3件かよ…なんて思ってしまった方!
ですよね。分かります。
ここで少し嗜好を変えたランキング外も紹介させて下さい!

私が個人的にオススメする都内の執事に会える場所…。
それはズバリ、

メイド喫茶がやっている執事イベント!!

いやいやメイド喫茶って、男性が行く萌え萌え喫茶でしょ…と思いますよね?
実はなかなか侮れないのです。

メイド喫茶のメイドさんったら、
実は執事好きの方が多くいらっしゃるようなのです。

そういった方々は、ご自身が好きな分、
執事として求められる物をよく理解しています。

それだけに、いざイベントで男装執事としてホールに立つと、
その美しさや接客スキルは素晴らしいのです!!

男性の方はひいきのメイドの執事姿に目を見張り、
女性の方は同性と知っていながらも思わずときめいてしまう…。
そんな事態が巻き起こるのです!!

もちろん普段はメイド喫茶なので、執事イベントは期間限定です。
ねらい目はバレンタインやホワイトデーの時期!
執事イベントを開催する喫茶店が多いので、ぜひチェックしてみて下さい。

以上、都内の執事喫茶をランキングしてみましたが、
いかがでしたでしょうか!?
ちょっと前まで結構いろんな場所にあった執事喫茶は
今は数件を数えるのみ…になってしまっています。残念(号泣)

だからこそ、いま生き残っている執事喫茶は
かなりクオリティの高いものになっているので満足できると思います!

私が行けるのは東京を中心とした関東圏だけなので
実は大阪や名古屋に、質の高い執事喫茶があると聞いてます!
ぜひぜひ、自分のエリアの執事喫茶をランキングして
私に教えてくださいね!(切実)