コンセプトカフェで働く執事喫茶の執事も素敵だけど、
やっぱり古き良き英国で働いていた昔の執事も大好き…!!

窓を拭く大勢のメイドたち。
給仕の世話や雑務をこなすフットマン。
そんな大勢の使用人を従え、大きなお屋敷を統率する執事…。
主人が出発する際は、執事の一声で使用人一同が玄関前に並びお見送り…。

そんな華やかな世界を考えるだけで、
今日も頑張って生きていける気がします…!!

というわけで、
今回は実際に英国のお屋敷で働く執事がどんな生活を送っていたのか
ちょっと真面目に語ってみようと思います。


イマドキは週休二日制が当たり前。もっとお休みを増やしても良いのよ…的な気持ちですが、19世紀の執事の勤務形態ってどうなっていたと思います?


なんとですね…!
休暇はほとんどなかったそうです…!!

なぜなら執事の多くは住み込みです。
朝は誰よりも早く起き、夜は全員寝静まってから眠るのが基本です。

加えて、仕える主人の生活スタイルによって左右されます。
朝早く起きる人や、逆に深夜まで起きている人が主人になると、
執事はその習慣に合わせて動かなければなりません。

大きなお屋敷に執事として働き出した息子が、過酷な執事の生活を送り、やっともらえた数カ月ぶりの休日に帰省した姿を見て、そのやつれっぷりに両親が驚愕…退職させたという話もあったようです。

文献を読んでいて思いました。
執事の仕事って、かなりのブラック?!

執事の資質には、M気質必須?
正直私はこの勤務体制でやっていける自信がありません…。
そういえば、執事ったら使用人ですもんね…という事を認識しました。


しかし、全ての執事が過酷な環境で働いていたわけではありません。

使用人が多い、大きなお屋敷だと話は変わってきます。
仕事がかなり分担されるので、交代でお休みを取ることも、
一日の中で待機時間をもらって休むことも出来たようです。

ですが、待遇が良いお屋敷はなかなか退職者が現れません。
よって募集は少なく、あったとしても前任者の紹介等で決まる場合がほとんどです。

執事にとって、どこのお屋敷で働くかはとても重要だったようですね。
というか、随時募集をしているようなお屋敷は、かなりのブラックなので
離職者が多いと予想されます。その辺、現代と同じですね。


そんな忙しい執事たち、恋愛に関してはどうだったのか?
プライベートな時間もほとんどないので、出会いなんて皆無?
デートの時間なんて作れるのか?いやそもそも、もし執事が結婚したら…。

まず、既婚執事の採用の道は非常に厳しかったようです。

執事は基本的には住み込みですし、主人の呼び出しにいつでも対応出来ないといけません。
恋愛相手と親交を深めるだけの時間も、なかなか取れなかったことでしょう。
よって執事は生涯独身を貫く人が多かったとか…。
(さらに濃くなるブラックな香り…)

しかし中には、屋敷の奥様に憧れたり、同じ敷地で働くメイドと恋に落ちる執事もいたようです。

もちろんお屋敷内での色恋沙汰はご法度です。
(不倫ですから!イギリスは厳粛なカトリック教徒が多いですから!)

どのお屋敷でも使用人同士の恋愛は禁止されはしませんでしたが嫌煙され、
男性使用人と女性使用人の部屋はしっかりと分けられていました。
それでも恋した二人が部屋を行き来したり密会したりして、
見つかって解雇される…という話は珍しくなかったみたいですよ。

仕事を失うのは困りますが、(主にメイドの)気持ちが分からなくもないと思うのは
きっと私だけではないはずです…!!

因みに裕福なお屋敷だと、使用人の採用基準に、
スタイルや顔立ちの良さを含んでいたところもあるとか。
カッコいい執事が颯爽と仕事をこなしていたら、
それは…ときめいてしまいますよねぇ!!
しかも、ダメだと言われれば言われるほど燃え上がるものなのですよ。
「恋の吊り橋理論」です!

執事も一人の人間であり、男性です。
成就するかは別として、お屋敷のお嬢様と恋に落ちる…!という
女子なら一度は憧れてしまいそうなストーリーも、
もしかしたら、あったのかもしれませんよね。
この場合、もちろん賛成はされず、逃避行して幸せに暮らしてのハッピーエンド希望です。


華やかな一方で、とてもブラックの香り漂う執事の世界。
私は執事好きなので、もう全く気になりませんが、
女性からは「ご主人様(仕事)と私、どっちが大事なの!」なんて
言われているかも知れませんよね。
ただ忠実に主人に仕えるイメージを持たれがちですが、
想像すると非常に人間くさいエピソードも多そうです。
そんな話を発見したら、すぐにブログでご報告しますね!