突然ですが、漫画「黒執事」をご存知ですか!?

この漫画は名前の通り、執事をモチーフにした枢やな先生の作品です。
現在も「月間Gファンタジー(スクエア・エニックス発行)」にて連載中で、
アニメや映画になったり、実写の舞台になったりと女性を中心に人気を集めています。

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知らない人のために…こちらが、1巻の表紙です。
もうこの絵だけで、内容が期待できると思いませんか!?
ひと言でいうと
貴族と忠実な執事を軸に、19世紀英国を舞台にしたダークファンタジーです。

物語は、両親を殺された貴族の少年、シエル・ファントムハイブ伯爵と、
シエルに仕える執事のセバスチャンを中心に進みます。

そう!!この執事セバスチャンが、何と言ってもかっこいい!!
仕事は完璧、戦えば強い、そしてたまにお茶目。
(クローゼットの中でこっそり猫飼っていたり、肉球を押すことをこよなく愛しています。その姿に個人的にキュンとしてしまいます)

決めゼリフは
「あくま(悪魔)で 執事ですから」
「ファントムハイヴ家の執事たる者、このくらい出来なくてどうします?」
「イエス、マイロード(御意、ご主人様)」

なぜこんなに万能なのか…。実は彼、主人のシエルと契約した悪魔なのです。
シエルの執事として傍に仕える代わりに、彼が両親を殺した相手への復讐を果たした際に、彼の魂を頂く契約をしています。

そう、悪魔だから完璧。シエルが要望する無理難題も、
人間では絶対に不可能な行動やアクションも、笑顔を絶やさず爽やかにこなします。
そのスマートさはちょっと笑えて、そして惚れ惚れしてしまいます。
何より、普段は全てが完璧な執事ですが、たまに覗かせるお茶目な雰囲気と、
冷酷な悪魔の表情のギャップが、女性読者の心を掴んで離しません。

さらに!登場するキャラクターもユニークで魅力的!!
シエルのお屋敷で働く使用人たちや、シエルの婚約者のエリザベスお嬢様、
イギリス王室の執事たちや、死神たちが登場したりと、全員とにかく個性的です。

中にはとっても強烈なキャラクターもいるので、ぜひ好みのキャラを見つけて下さい。

もちろん、黒執事はキャラクターやストーリーの面白さに加えて、
19世紀の英国文化を垣間見ることが出来ます。

例えば、シエルは朝起きると、必ずベッドでブレックファーストティーを飲みます。
漫画の中で執事のセバスチャンが、本日の紅茶の種類とブランドを説明してくれます。
「イギリスの伯爵家って、やっぱり朝はお紅茶で始まるのね♪」的な
雰囲気がたまりません!

紅茶を飲むシーンの度に、いろいろなティーブランドが出てくるので個人的にはそれがとても楽しみです。因みに作中に出てくる紅茶メーカーが合併吸収されているところも多くて、なかなか手に入れられないかもしれません。
しかし「フォートナム&メイソン」「ハロッズ」「マリアージュ・フレール」も出てくるので、この3つのメーカーであれば比較的簡単に実際に手に入れて飲んでみることも出来ます。

また、晩さん会の招待状を受け取ったり、オペラを見に行くために馬車に乗ったり、
何気ないワンシーンがとても細かいのです!
もちろん、晩さん会に参加するためのドレスコードや、オペラのための恰好などもしっかり確認できるので、知識として知っていたことでも、絵を見ると自分の中のイメージがぐっと広がります。

作者さんも英国文化がお好きなんだなぁ…と、個人的に尊敬の念を抱いています。
そんな機会はないとは思いつつ、もし、もしお知り合いになれたら
英国文化と執事に付いて熱く熱く語りたい野望を抱いていることは、ここだけの秘密に。

そして華々しいお屋敷の優雅な日常話だけ…ではありません。

シエルの裏の顔は、女王の命を受けの裏社会のトラブルを解決するため「女王の番犬」を呼ばれています。
人間の生々しい感情や、裏社会に実際にあったかもしれない事件など、豊かな生活をする貴族とは真逆の世界も描かれます。

そしてシエルは明晰な頭脳で、セバスチャンは超人的な身体能力で事件を解決していくのです!

お屋敷での貴族と執事の日常、そして外に出れば裏社会の仕事。
その二つのストーリーがテンポよく進むので、あっという間に読み進めてしまいます。

もちろんフィクションの部分が大半ですが、
19世紀の英国が舞台にした、お屋敷で働く執事の姿が非常にリアルに描かれています
実際に英国にある場所や、実在した人物や事件が話のモチーフになることもあるので、
執事好きな方にはもちろん、歴史やアクションが好きな方まで、
幅広くおススメ出来る漫画です!
現在も連載中なので、まだまだこれからの展開に期待できますよ。
気になった方はぜひぜひ、お手に取ってみて下さいね!!

そしてそして、漫画を読んだら、ぜひ!!アニメも!!
冒頭でお話しましたが、黒執事はアニメにもなっています。
アニメオリジナルのキャラクターが登場したり、ストーリーもあるので、
マンガと比べてまた違った楽しみ方ができます。
何より、自分の好きな漫画やキャラクターが喋って動くのは嬉しいものですよ。