本物の執事になりたい!!

…と、真剣にお考えのあなた!
朗報です。
プロの執事を育てるための、執事専門学校なるものが存在します。

ええええぇぇそんなものが!?
私も初めて目にした時は驚きのあまり叫んでしまいました。
興味深い反面、どことなく漂う怪しい香り…。

まるで自分がこれから入学するかのように
しっかりと調べてみましたので、興味のある方必見です!


さて、そもそも執事専門学校とは、どこにあるのか?
実は、日本ではありません。
正式名称を「国際執事アカデミー(The International Butler Academy)」といい、
オランダの古城が改築されて校舎になっています。素敵!!

このオランダの学校が最高峰ですが、
執事の専門学校自体はアメリカやイギリスにも存在しており、
他にも支部や、定期的な研修が行われる国もあるそうです。
今のところ日本に学校はありません…が、ご安心ください。

オランダの国際執事アカデミー、日本人の入学も可能です!!
過去に日本人も在籍しており、卒業・就職を果たしております。

しかもですね!!!!
女性も入学できます!!

現代では、女性主人の傍で身の回りの世話を出来る、女性執事の需要も高まっているそうです。実際に国際執事アカデミーに入学する生徒の25%が女性とのこと。

執事は男性の仕事…と諦める時代は終わりました。
学内では燕尾服を着こなした女性執事(先生)が、背筋を伸ばして微笑んでいますよ!



では実際の授業内容はどうなっているのでしょうか。

オランダの国際執事アカデミーの場合ですが、
まず校舎は、14世紀の本物の古城です。
(学校の中になぜか教会があるので、結婚式が行われたりもします)
ここで執事になる教育を、8週間に渡って学びます。
約2カ月の期間、パッと聞くだけではなんだか短い?という印象ですが、
在学期間中は学校から徒歩15分の場所にある寮で生活し、
起床から就寝までのタイムスケジュールも決まっています。
となると、2カ月みっちりな感じなので、授業を受ける身としては長いのでしょう。

そして執事になるためのカリキュラムですが、こちらもとっても面白い!!
まず基本的な身だしなみや執事としての礼儀とたしなみを学び、
ステップアップして給仕方法やリネン類の管理、
そしてなんとお裁縫やペットのお世話まで授業内容に含まれています!!
あれ?執事ったら花嫁修業のような…。
いやいや、執事は何事も完璧にできなくてはいけないのです。

これらの授業を終えて卒業すると、実は就職先は引く手数多。
卒業生はプロの執事として英国王室や資産家はもちろん、
高級ホテルや高級レストランに就職しています。


さて、それでは実際に入学するためには、何か必要でしょうか。
ズバリ、まずは英語です!!
授業は当然、全て英語で行われます。
まずは最低でも、授業について行けるだけの語学力を身に着けましょう。
焦ることはありません。
国際執事アカデミーの入学条件に年齢制限はありません。
最年少は18歳、最年長はなんと68歳だそうです。
せっかく異国の地で憧れの執事になるべく授業を受けるのです。
一言一句聞き逃さないくらいの語学力とやる気を持って、授業に臨みましょう!!



そして次に気になるのは、やはり学費の問題。

全寮制で8週間の学費は、なんと日本円で、約180万円です。
ひゃくはちじゅ…!えーと、ええーと、もちろん計算しましたとも!
8週間は56日。全くお休みが無いと計算して、1日約3万3000円ですよ。
あれ、お安い・・・・・・・・・・嘘です。
あまりの高額にしばらく頭がショートしましたが、
一流の執事を目指すなら、高くはないという金額なのかもしれません。

またこの金額の中には、学校オリジナルのオーダーメイドの燕尾服、白手袋、懐中時計、エプロン、傘、ボトルオープナー、野球帽など、学校生活で必要な用具一式や、宿泊料と食費なども含まれています。
(執事に燕尾服と手袋、懐中時計などは分かるけど、野球帽も必須?…なのですね。)

あと、食事はミシュランの星を獲得したシェフが1日3食、お休みの日も作ってくれるので、それを食べれます。温かいおやつに冷たいおやつ、果物や夜食にピザなども用意されているそうです。
この学費を納めれば、取りあえず在学中の出費は心配なさそうです。

さらに、空港や駅からの送迎交通費や、オランダへのエコノミークラスの往復料金は、最高半額まで負担してくれる…というか、学費の中に含まれています。

しかも、どうしようかな…なんて悩んでいる場合、昼食や夕食に同席して半日ほどの体験入学をすることもできます。


さて、執事を育てる執事専門学校、入る気になりました?
決して容易ではありませんが、現代の執事を目指すのならば一番の近道かもしれません。

何よりこちらの国際執事アカデミーの執事服がかっこ良くてですね…!!
もう色々と写真を見ながら身もだえてしまいました!!
因みに、女性も同じ服を着られますよ。
女性執事、需要が高まっているそうなので、今がチャンスですよ!

突然ですが、「執事」は好きですか!?

私は大好きです!

大きなお屋敷に勤める使用人、仕立ての良さそうな黒い燕尾服を着た男の人、
テレビやインターネットで目にする執事喫茶で働く人…。
人によって抱くイメージは様々だと思います。

その一方で、そもそも執事って一体何者なのか、
具体的にどんな仕事をしていたのか、現代も存在する職業なのか…。
何となくぼんやりとしたイメージは湧くものの、
本質的な部分は謎に包まれていると言っても過言ではありません。

今回は本場イギリスで活躍してきた執事の歴史とその仕事内容について
いろいろと文献を読み漁って参りました!!
ここでぜひ、ご披露したいと思います。


執事とは、ざっくり言ってしまうと屋敷などで働く男性の使用人です。
その中の「バトラー」を呼ばれる人が、いわゆる執事と言われる職業にあたります。
イメージ的には「貴族の大きなお屋敷で働く、その中でもちょっと偉い男の人」ですね。

執事を含めた男性使用人が多く雇われ、活躍したのは19世紀のイギリスです。
もちろん19世紀以前からも貴族が使用人を雇う文化はありましたが、
より現代のイメージに近く、屋敷での仕事が細分化され、
執事と呼ばれる役職が生まれたのはこの時代です。

大きなお屋敷を守る使用人たちに、
屋敷を取り仕切りながら主人を陰で支える忠実な執事…。
そんな英国の使用人文化に魅せられた現代人は、きっと私だけではないはず…!!

しかも、比較的低賃金で雇うことが出来た女性従業員(メイド)に対し、
執事は貴族の中でもさらに限られた資産のある家しか雇うことが出来なかったそうです。
つまり、執事がいるということが、その家のステータスなのです!

それ故に使用人の仕事内容や階級は、勤める屋敷によって様々です。

男女問わず使用人を多く雇い入れている大きなお屋敷だと、
仕事内容や役職が細かく分けられていました。
一方で使用人が少ないお屋敷では、一人一人が手広く仕事をこなします。


それでは19世紀の執事たちはどのような仕事をしていたのでしょうか?

執事は英語でバトラーと言います。
いくつかの階級がある男性使用人の中で最上級の職種であり、
ワインをはじめとする酒類の管理、銀食器の管理、
食事や晩さん会の給仕などを担当します。

ちなみに、男性の使用人の階級はハウス・スチュワード(家令)が最上級で、
その下がバトラーです。
バトラーに下に、フットマンや従者と呼ばれる人たちがいます。

当時お酒や銀は貴重なものだった為、それらを一手に管理・手入れをし、
主人に提供するのが執事の主な仕事でした。
優秀な執事は、帳簿や伝票の整理、屋敷の使用人の人事なども担当していたようです。

実はお客様の客の対応や主人のお世話、外出の付き添いなどは、
実はフットマン従者と呼ばれる男性使用人が行う場合が多かったようです。
でも小さなお屋敷だと、すべてを執事が一人で行ったり、区分けが曖昧になります。

そして時代が変わった現在も、執事という仕事は存在します!!

但し、執事の雇用は大きく2種類に分けられます。
まず一つは、資産家などの大きな屋敷に勤める執事です。
19世紀のままというわけではありませんが、現代でもイギリス王室や資産家が雇用しています。家の中の管理に加え、雇用主の秘書的な役割も求められるようです。

しかも執事が発祥したイギリスばかりでなく、国外の需要も増えており、プロの執事を育てる執事養成学校も存在するんですよ!

もう一つは執事喫茶で執事として働くことです。
現代のニーズに沿った形で、古き良き英国の雰囲気を味わってもらう仕事であり、あくまでも執事をコンセプトにした喫茶なので、来店したお客様をお屋敷に帰って来た主人やお嬢様という設定でもてなしてくれます。

訪れる執事喫茶店によって細かいコンセプトの違いはありますが、
上品で優雅なひと時を堪能出来ることでしょう。
何よりですね!働いている執事の皆さんがとてもとても!素敵なので!!気になる方はぜひぜひ、チェックしてみて下さい!!(大興奮)


19世紀の執事は、屋敷や主人である貴族を陰から支える存在です。
現在こそサブカルチャーの陰響を受けて注目を浴びていますが、
実際の19世紀の執事たちはほとんど表の舞台に姿を現しません。
しかしながら、黒い服に身を包み、主人に仕えて大きなお屋敷で働くイメージは、
どこか華やかで魅力的ですよね!

主人を陰で支える、英国の使用人としての伝統的な正統派執事…。
お客様を楽しませてくれる、現代の執事喫茶で働く身近な執事…。

皆さんはどちらがお好きですか?
私?私は…どちらも大好きなので選べません!!

執事好きであるならば、執事喫茶「スワロウテイル」という名前を、
一度は耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。
興味はあるけれど踏み出せない。情報が少なすぎてイメージがわかない。
っていうか、なんかドキドキしすぎて行くのが怖い。

とても良く分かります、その気持ち!!

…私もそうでした。

どんなふうに過ごせばいいのか。何を話して何を頼めばいいのか。
そんなものは好きにすれば良いと頭ではわかってはいるものの、
もし大好きな執事に笑われたり、変だと思われてしまったら…。
想像するだけで怖くなります。もう不安でいっぱいです。

簡単に情報や画像が手に入る現代で、
ここまで徹底して執事喫茶の中の情報が少ないというのは
逆に敷居が高くなりますよね。
いやむしろ、それどころか怪しい!…とすら、小心者の私は思っていました。

そこで、執事喫茶マニアの友人に連れられるまま、
何も分からず来店した私が、当時の様子や感想をご報告しようと思います!


執事喫茶スワロウテイルは、池袋の東口から徒歩15分程の位置にあります。
大通りをまっすぐ進むので、人通りは多いですが比較的わかりやすい場所です。
※池袋の乙女ロードと呼ばれている通りです!

お店は予約制です。
当日飽きがあれば予約なしでも入れるようですが、ほぼ期待出来ません。
その日一日の予約情報は入り口に掲示されています。
私は池袋に行くたび、今ではほぼ必ずチェックしていますが(気持ち悪いと言わないで)、
予約なしの表示を見た事がありません。

予約表

ある日の予約情報です。
ご覧頂けますでしょうか、この見事な満席の表示が!

コンセプトカフェはピーク時と比較して下火と言われている中、圧巻の満席。
恐るべしスワロウテイル…。

因みに連れて行ってくれた友人曰く、オープン時間の前後に行くと空席表示があるとか、
いろいろと予約なしで入る裏技はあるようです。
がっ!初めて来店するなら予約をしましょう。
彼女は玄人です。初心者は基本を守って、ホームページの予約欄を参照して下さい。



さて。
私が右も左も分からず初めて来店したのは、寒い時期でした。

入り口の扉を開けるとロングコートを着たドアマンがいるので、
予約の有無を伝えると、確認して奥の執事に引き継いでくれます。

おお、本格的…!ちゃんとお仕事の内容が分かれているんだ!
感動してギクシャク動く私の横で、優雅にコートを脱ぐ友人。
その堂々たるお嬢様っぷりに、自分の立場が良く分からなくなりました。
(友人の普段の姿を知っているだけに、そのギャップに超ビックリ)

そして扉を開けてもらった瞬間、英国のお屋敷にありそうな、
豪華で少し薄暗い廊下が奥へと伸びています。
さっきまで池袋の人混みを歩いていたのは何だったのでしょうか。
まるでテレポートでもした気分です。

ここでますます、自分の立場が分からなくなります。
友人のようにこのタイミングでスイッチを切り替えないと、
この後退店までフワフワします。
楽しみたいのならなり切りましょう。お嬢様に!!

予約の確認が取れると、執事と今回テーブルを担当してくれるフットマンが迎えに来て、
コートや荷物を預かってくれます。
店内での写真撮影は一切禁止で、携帯もカメラも、
ここで荷物ごと預けるように言われます。
画像が少ないのは、こういう訳だったんですね…徹底しています。

その後二人が、さらに奥の喫茶スペースに案内してくれます。

さあ少し脱線してしまいましたが、ここでやっと執事の登場です!

私の案内をして下さった執事は、上品な初老の男性でした。
執事が対応してくれたのは、入店したこの時と、最後に出発する時のみで、
メインの注文や給仕はフットマンと呼ばれる若い男性が担当してくれました。
どうやらやはり、執事はフットマンたちの司令塔という立ち位置のようです。

なんだ…執事と触れ合えるのはほんの少しの時間なのか…と、ガッカリしないで下さい。
店内で最も関わる機会が多いフットマンは、いわば執事の卵ですよ。
フットマンを経て、執事になるのですから!
そしてフットマンの皆さん、本当にカッコいいです!!

お揃いの燕尾服を翻し、豪華な店内を颯爽と歩き回る姿は優雅です。
お皿が空くとすぐに下げてくれて、カップの紅茶が減るとすかさず注ぎ足してくれます。
サービスマナーや気遣いは徹底して教育されていることが伺えました。


何より、給仕に来た際に「今日は素敵なドレスを購入されたそうですね」とか、
「お嬢様は乗馬がお得意でしたよね」とか、
さり気なくそれっぽいことを言ってくれるので、気恥ずかしくも面白くて和みます。

私はなかなかお嬢様になり切れず笑ってやり過ごしてしまったのですが、
ここで我が友人の様に「そうなんです!」と切り返せると、さらに話題が盛り上がります。

とにかく店内では、お嬢様(男性はお坊ちゃまか旦那様)になり切ることが大切です!

何も一人ではやらせてくれません。
ただ座って、食べて、自分の時間を過ごすだけで良いのです。

フットマンの皆さん忙しそうだな…と気を遣い、
自分で紅茶のお代わりを注ごうものなら怒られます。
私は例にもれず自分でしてしまったので
「お嬢様、我々の仕事を取らないで下さい」とやんわり怒られてしまいました。
(友人は大爆笑&大喜びで、いまだにネタにされてます)

気遣いは無用です。
用がある時は遠慮せずに呼びましょう。
だってお嬢様なのですから!!

店内の雰囲気はアンティークな家具やシャンデリアがあり、
まさに執事が良そうなお屋敷のイメージそのものです。

中央はテーブル席、壁際はカーテンで仕切られた1~2名用の席です。
私が来店した際は1人で来ている方も多く、中に男性の姿もありました。

最初は緊張しますが、フットマンの皆さんが声を掛けて下さり、
たくさんあるメニューで悩んでいると相談に乗ってくれます。
何より店内を眺めているだけで面白いので、
一人で来店しても充分に楽しめると思います。

お値段的には、若干高めです。
紅茶とケーキで2000円以上、食事やアフタヌーンティーだと5000円前後はかかります。
街中の喫茶店という値段設定ではありませんが、
まぁ仕方がありません。だって執事に会えるのですから。



何もわからず不安を抱えながら来店した私ですが、
慣れた友人と一緒ということもあり、とても楽しむことが出来ました。
しかし、一人でも大丈夫!
周りには一人で来ているお客さんが多かったですし、
むしろ初めて来てくれた一人客は喜ばれそうな印象を受けました。

一つアドバイスさせて頂くと、
注文するメニューはある程度決めて行った方がいいと思います。
なぜなら、執事喫茶は時間制限あり!

特に紅茶はかなり多くの種類があり、
店内で一つひとつ読んでいると時間が無くなる可能性が高いです。
ホームページで紹介されているので、事前にある程度把握しておくとスムーズでしょう。

執事喫茶の雰囲気や、フットマンの方々に慣れてきたら
「これとこれ、どっちがおススメですか?」と、会話を楽しむのも良いかもしれません。
何回も通うと、最初はお嬢様呼びだったのが
「○○お嬢様」なんて、名前呼びしてくれたりもします。

もし今、「興味はあるけど…」と迷っている方がいれば、
ぜひ思い切って予約してみて下さい。
豪華なお屋敷の中で、非日常的なひと時を味わうことが出来ますよ!! 

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