執事と言えば、私はまず一番に仕立ての良い燕尾服姿が浮かび、
そして次が…ヒゲです!

サービス業はヒゲNGな場合も多いので、ちょっと意外ですよね。
でも、ヒゲを生やした執事って、結構多い気がするのです。

今回はちょっとだけマニアックな話題。
ズバリ、執事のヒゲについてです!!


一言でヒゲ、といってもいろいろなイメージがありますよね。
人によっては、あまりお好きでない方もいらっしゃるかもしれません。
現代の日本では、ヒゲは剃るものという風潮が強いような気もします。

しかし海外では、ヒゲは男性らしさの象徴として、
むしろ好まれる傾向にあるのです!!
国によっては「ヒゲコンテスト」なるものまで、開催されています。
(執事に関係ないけど、これはこれでちょっと気になりますよね・笑)


もちろん無精ヒゲや、伸ばしっぱなしのヒゲは、
私も執事には似合わないと思います。

けれど…!!あえて声を大にして叫びたい…!!
しっかりと手入れされ、揃えられたヒゲは…芸術です!
特に初老執事のヒゲは、もはや必須です!!

因みに執事が活躍した19世紀のヨーロッパでは、
ヒゲを生やしたスタイルが大流行していました。
念入りにお手入れし、時に奇抜なヒゲがファッションとされたそうです。

さすがに使用人である執事が、奇抜なヒゲを生やしたりはしないでしょうが
それでも個性の一つとして、執事もヒゲを生やしたのかもしれません!
そんなことを妄想すると、ちょっとドキドキしてしまいます…!



さて、そんなヒゲの種類ですが、これも実はとっても面白いのです。

口と鼻の間に生える口髭と、
口から下の顎に生える顎鬚
頬に生える頬髯

お気づきですか!?
「ヒゲ」の漢字が全て異なることを!

上記のヒゲですが、英語ではそれぞれ異なる単語があります。
ちなみに、口ひげは「mustache(マスタッシュ)」、あごひげは「beard(ビアード)」、
ほおのひげは「whisker(ウィスカー)」と言うそうです。
日本の漢字が異なるのは、そのせいだと思います。

うーん。
執事から学べる、奥深すぎるヒゲの話…。

個人的な執事のヒゲの好みとしては、あまり広範囲には及ばず、
ほんの少しお顔のアクセントとして生えているのが理想的です。

具体的にいうと…。

白髪の執事には、綺麗に揃えたチョビ髭!
黒髪の執事や体格の良い執事には、顎鬚ですね!!

そしてまだ若いフットマンには、
「いつか自分も執事になったらヒゲを生やしたいな」
とか、思っていて欲しいです!!
(だって、若い執事にヒゲは似合わないと思うんですよね。
 若干の貫禄不足…な気がします。)

ちなみに私のもっとも好きなヒゲの執事は、
ちびまるこちゃんの「ヒデじい」です

私の勝手な好みではございますが、
きっと共感してくれる方はいると信じています…!!
(そんな方、ぜひ朝まで語り合いましょう♪)


さて、今回は執事のヒゲについてでしたが、
いやぁヒゲはあんまり好きじゃないな…と思っている方も、
ぜひこの機会に観察してみて下さい!!

ヒゲを生やした外国人の執事が、ビシッと燕尾服を着こなした写真を見ると、
それだけでもう恋に落ちてしまいそうになりますよ!!
(ここ、若干に日本人ではなく、外国人を連想してしまいますけどね・笑)

コンセプトカフェで働く執事喫茶の執事も素敵だけど、
やっぱり古き良き英国で働いていた昔の執事も大好き…!!

窓を拭く大勢のメイドたち。
給仕の世話や雑務をこなすフットマン。
そんな大勢の使用人を従え、大きなお屋敷を統率する執事…。
主人が出発する際は、執事の一声で使用人一同が玄関前に並びお見送り…。

そんな華やかな世界を考えるだけで、
今日も頑張って生きていける気がします…!!

というわけで、
今回は実際に英国のお屋敷で働く執事がどんな生活を送っていたのか
ちょっと真面目に語ってみようと思います。


イマドキは週休二日制が当たり前。もっとお休みを増やしても良いのよ…的な気持ちですが、19世紀の執事の勤務形態ってどうなっていたと思います?


なんとですね…!
休暇はほとんどなかったそうです…!!

なぜなら執事の多くは住み込みです。
朝は誰よりも早く起き、夜は全員寝静まってから眠るのが基本です。

加えて、仕える主人の生活スタイルによって左右されます。
朝早く起きる人や、逆に深夜まで起きている人が主人になると、
執事はその習慣に合わせて動かなければなりません。

大きなお屋敷に執事として働き出した息子が、過酷な執事の生活を送り、やっともらえた数カ月ぶりの休日に帰省した姿を見て、そのやつれっぷりに両親が驚愕…退職させたという話もあったようです。

文献を読んでいて思いました。
執事の仕事って、かなりのブラック?!

執事の資質には、M気質必須?
正直私はこの勤務体制でやっていける自信がありません…。
そういえば、執事ったら使用人ですもんね…という事を認識しました。


しかし、全ての執事が過酷な環境で働いていたわけではありません。

使用人が多い、大きなお屋敷だと話は変わってきます。
仕事がかなり分担されるので、交代でお休みを取ることも、
一日の中で待機時間をもらって休むことも出来たようです。

ですが、待遇が良いお屋敷はなかなか退職者が現れません。
よって募集は少なく、あったとしても前任者の紹介等で決まる場合がほとんどです。

執事にとって、どこのお屋敷で働くかはとても重要だったようですね。
というか、随時募集をしているようなお屋敷は、かなりのブラックなので
離職者が多いと予想されます。その辺、現代と同じですね。


そんな忙しい執事たち、恋愛に関してはどうだったのか?
プライベートな時間もほとんどないので、出会いなんて皆無?
デートの時間なんて作れるのか?いやそもそも、もし執事が結婚したら…。

まず、既婚執事の採用の道は非常に厳しかったようです。

執事は基本的には住み込みですし、主人の呼び出しにいつでも対応出来ないといけません。
恋愛相手と親交を深めるだけの時間も、なかなか取れなかったことでしょう。
よって執事は生涯独身を貫く人が多かったとか…。
(さらに濃くなるブラックな香り…)

しかし中には、屋敷の奥様に憧れたり、同じ敷地で働くメイドと恋に落ちる執事もいたようです。

もちろんお屋敷内での色恋沙汰はご法度です。
(不倫ですから!イギリスは厳粛なカトリック教徒が多いですから!)

どのお屋敷でも使用人同士の恋愛は禁止されはしませんでしたが嫌煙され、
男性使用人と女性使用人の部屋はしっかりと分けられていました。
それでも恋した二人が部屋を行き来したり密会したりして、
見つかって解雇される…という話は珍しくなかったみたいですよ。

仕事を失うのは困りますが、(主にメイドの)気持ちが分からなくもないと思うのは
きっと私だけではないはずです…!!

因みに裕福なお屋敷だと、使用人の採用基準に、
スタイルや顔立ちの良さを含んでいたところもあるとか。
カッコいい執事が颯爽と仕事をこなしていたら、
それは…ときめいてしまいますよねぇ!!
しかも、ダメだと言われれば言われるほど燃え上がるものなのですよ。
「恋の吊り橋理論」です!

執事も一人の人間であり、男性です。
成就するかは別として、お屋敷のお嬢様と恋に落ちる…!という
女子なら一度は憧れてしまいそうなストーリーも、
もしかしたら、あったのかもしれませんよね。
この場合、もちろん賛成はされず、逃避行して幸せに暮らしてのハッピーエンド希望です。


華やかな一方で、とてもブラックの香り漂う執事の世界。
私は執事好きなので、もう全く気になりませんが、
女性からは「ご主人様(仕事)と私、どっちが大事なの!」なんて
言われているかも知れませんよね。
ただ忠実に主人に仕えるイメージを持たれがちですが、
想像すると非常に人間くさいエピソードも多そうです。
そんな話を発見したら、すぐにブログでご報告しますね!

めくるめく執事の世界を調査している内に、
私、実は気付いてしまったことがございます。

そう、執事服の種類について!!

執事の服は燕尾服が定番ですが、
その燕尾服も勤め先によって微妙に形が違うのです。
そのことに気付いてしまったからには、
もう詳しく調査するしかありませんよね!

今回は執事のお洋服について!
勝手に語らせていただきます。

そもそも執事が着る服は、燕尾服が象徴のようなイメージでしたが、
決まった形がある訳ではありません。

19世紀の英国では、女性使用人は自分でメイド服を用意したそうですが、
男性使用人である執事は執事服をお屋敷から支給されたそうです。

つまりお屋敷の主人が、執事の服を自由に決めていたのです!
(というか、メイド服自前にもビックリしましたけど・笑)

それ故に、過去の執事の画像やイラストを見比べてみると、
同じデザインの服は全くありません!!
お屋敷の主人の好みが色濃く反映されています。

さらにそこから執事やフットマン等の役職によって服が変わったりもするので、
経験の浅い使用人は、上役の執事や家令の服に憧れを持っていたようです。

務めるお屋敷によって服のデザインが違ったという事は、
もしかして執事希望の男性の間で
「あそこの屋敷の服はカッコいいぞ」みたいな話とか、
していたのかしらと妄想広がります(ニヤリ)。


さて、そんな執事服ですが、やっぱりベースとなるスタイルはあります。
スーツの下にシャツとベスト、ズボン、ネクタイが基本のパターンです。
これは19世紀の英国執事はもちろん、現代の執事喫茶も同じです。

現代のお屋敷に勤めている執事と言えば、
やはり雇い主である主人の意向によって
燕尾服を着ている場合もあれば、普通のスーツの場合もあるようです。

どちらにしろ、使用人として主人より目立たず、
しかし人前に立っても恥ずかしくないような
仕立ての良いフォーマル服を採用している場合がほとんどです。

ご参考までにですが、
英国王室にお勤めする執事は、
王道の燕尾服ですよ!!


さて、ここからはさらに細かく、服の違いについて語っていきます。
燕尾服が…、デザインが…っていうけれど、
じゃあ具体的にどこがちがうの!?
と思いますよね。男性のフォーマルなんて、詳しい方のほうが少ないと思います。

ズバリ、一番わかりやすいのは胸元です。
胸元を飾るものが、ネクタイなのか、スカーフなのか、棒タイなのか。
ここで何を選択するのかによって、印象はかなり違ってきます。

わかりやすい例で言えば、
池袋の執事喫茶「スワロウテイル」のフットマンは、
胸もとにリボンを付けています。
それもかなり長めの紺のリボンです。
歩くたびにリボンがヒラヒラとはためくので、
訪れた人の視線を集めやすいですし、
柔らかくて優雅なイメージです。

彼らは給仕という仕事に加え、
訪れた人々に視覚的に満足してもらう役割も担っています。
恐らく見られることを考慮して、
このデザインが採用されているのではないでしょうか。

またオランダにある執事養成学校では、執事は全員ネクタイを締めています。
こちらは執事としての技能を身に着ける学校です。
その為、動き回っても邪魔にならず、
ベストの中にしまうことが出来るネクタイが採用されていると推測できます。

他にも、燕尾服のしっぽの部分が丸くカットされているか、
燕のように鋭く二本に別れているか。
ベストに襟は付いているか、ポケットのデザインはどうなっているか、
袖口のボタンの数、布の素材…等々。

細かく観察してみると、実はかなりの種類があり、
むしろ全く同じデザインの執事服など存在しないのです!

そしてさらに役職によって、支給される服が変わります。

例えばドアマンや従者は外にいることが多いためコートが支給されますし、
家令等の役職が高い使用人は、ひと目でそうと分かるように
主人と同レベルのより良い質やデザインの服を着ていたそうです。


っと使用人の人数が多い家では、
たくさんの種類の執事服を見ることが出来たのでしょうね…!!
超羨ましい…。

ふっふっふ、実は同じようにたくさんの種類の執事服を、
現代でも楽しむことが可能です!

例えば先程の例に出した執事喫茶のスワロウテイルでは、
働くフットマンの中に役職が存在するので、
執事服の違いを観察することが出来ます。
フットマンの上の、執事と呼ばれるスタッフの服装も全然異なります。

私はまだ執事喫茶の常連…とまではいってないのですが
胸元のリボンの結び方が違うとか、小物にこだわりを持っているとか
フットマンごとにこだわりとかあるのかも知れないです。
(発見したら、またお知らせします!)

ぱっと見ただけではただの燕尾服ですが、
実はよくよく観察してみると、
面白いこだわりやセンスを感じることが出来るかもしれませんよ。
気になった方はぜひ、比較検証をしてみて下さいね!

あとは個人的な夢として、
女性執事の需要が高まりつつある現代ですから
いつかは女性用のオシャレな執事服が誕生するのではないかと、
思っているんですよね。
男性用をリメイクというよりは、やはり女性執事ならでは!という感じの
かっこいい&オシャレな女性執事服が登場したら
やっぱり購入しちゃうかも♪ですよね。

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